こんにちは。「AKS療法®️」開発者の山内義弘です。
AKS療法アカデミーを通じて、全国の治療家・セラピストのみなさまに向けて「治せる治療家になるためのノウハウ」を発信しています!
- この記事は、こんな治療家にオススメ
-
- WordPressを使ってみようという方
- WordPressのインストール方法を知りたい方
- WordPressを自分でインストールしてみようという方
以前、当ブログでもWordPressの魅力について触れましたが本日はインストールと初期設定のやり方について解説してみようと思います。
WordPressって何? という方は、こちらの記事をお読みになってから読み進めていただけるとより理解が深まるはずです。
ホームページのことはよく分からないから無理。という方にも理解してもらえる内容となっておりますので、お気楽にどうぞ!
WordPressの基本
WordPressを触る前に、まずは基本についてご紹介いたします。
WordPressは、無料で使える更新管理システムです。インターネットで管理画面を開いて、そこで記事を追加したり編集したりすることができる便利なツールです。
これを使うには、
- WordPressを入手する
- WordPressをサーバーにインストールする
- WordPressの初期設定をする
という手順を踏む必要があります。サーバーって何? という方は、ドメイン・サーバー・データベースを解説した記事がございますのでそちらをご確認ください。
上記3つのステップのうち、1番目の入手は簡単にできます。2番目のサーバーにインストールするのと3番目の初期設定は解説がないと難しいので、しっかり掘り下げますね。
それでは、次章から手を動かしていきましょう。最初に難しいやり方を解説して、次にものすごい簡単なやり方についても補足しますのでご安心ください!
WordPress初心者でもデキる! インストール〜初期設定のやり方(難しいやり方)
作業を進めるにあたりまして、
- WordPressをインストールするサーバーは設定済み(ドメインの紐付けができている)
- サーバーは、エックスサーバーを使用
- 画面解説は、Macを使用
といった前提条件がありますのでそれを踏まえてご確認ください。
1. WordPerssを入手する
WordPressは以下サイトから無料でダウンロードできます。「WordPress x.x.x をダウンロード(* xは数字)」ボタンがありますのでクリックしましょう。
「.zip(圧縮)ファイル」がダウンロードされますので、事項でサーバーにインストールするために解凍しましょう。
解凍方法は「zipファイルの解凍 お使いのパソコン(WindowsおよびMac)」という感じでググっていただけると答えが見つかります。
2. WordPressをサーバーにインストールする
2-1. サーバーにインストールするための無料ソフトを入手する
WordPressは、サーバーにインストールして使うということは説明しましたが、じゃあどうやってインストールすれば良いの? と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
インターネットでサーバーの管理画面にログインして、そこからWordPressをインストールすることもできますがここでは別のやり方を紹介いたします。
サーバー情報を設定することで、ファイルの出し入れを直感的に操作できる「FTP(エフティーピー)ソフト」というものがございます。それを使いましょう。
まずは、下記サイトから「FileZilla」という無料のFTPソフトをダウンロードしてください。
Windowsの場合、「32bit版」「64bit版」の2種類がございます。OSの種類が分からない場合は「コントロールパネル」→「システム」から調べることができます。
ダウンロードができましたら、圧縮ファイルを解凍して「FileZilla」をダブルクリックします。
2-2.「FileZilla」にサーバー情報を設定する
「FileZilla」は複数のサーバー情報を設定しておくことで、いちいちインターネットで管理画面にログインしなくてもファイルの出し入れができる便利なツールです。
さっそく、WordPressをインストールするサーバーの情報(今回はエックスサーバー)を設定していきましょう。
「FileZilla」をダブルクリックして開いた画面の左上をクリック。
「新しいサイト(N)」をクリックして「新規サイト」が追加されます。必要に応じて分かりやすい名前に変更しておきましょう。
続いて右側を設定します。入力に必要な情報はエックスサーバーの管理画面で確認できます。
管理画面にログインして「サブFTPアカウント設定」をクリック。
「FTPソフト設定」タブをクリック。初期FTPアカウントの設定内容を「FileZilla」の右側設定箇所に入力してください。
- プロトコル:「FTP – ファイル転送プロトコル」を選択
- ホスト:サーバーの「FTPサーバー(ホスト)名」を入力
- ポート:無視でOK
- 暗号化:「明示的なFTP over TLSが必要」を選択
- ログオン タイプ:「通常」を選択
- ユーザー:サーバーの「ユーザー名(アカウント名)」を入力
- パスワード:サーバーの「パスワード」を入力
上記、入力・設定ができたら「接続」ボタンをクリック。
はじめて接続する場合、「不明な証明書」のダイアログが出ます。気にせず、「今後もこの証明書を常に信用する」にチェックを入れて、「OK」ボタンをクリック。
画面右側の「リモートサイト」と書かれた領域にサーバーの中身が表示されました! 次章以降で、WordPressをこの中にインストールしていきます。
2-3. WordPressをインストールする
サーバーの中身が表示されたら、WordPressをインストールする場所まで移動しましょう。
エックスサーバーの場合、ホームページを表示するために必要なファイルは「public_html」フォルダ(ディレクトリ)の中に置かなければなりません。
サーバーの中から対象ドメインのフォルダ(ディレクトリ)をダブルクリックして、その中にある「public_html」フォルダ(ディレクトリ)をダブルクリック。
ここに、ダウンロードして解凍したWordPressフォルダ(ディレクトリ)の中身をインストールします。
全部選択した状態でドラッグ&ドロップ。サーバーの中に、どんどんファイルが追加されていくのが見て分かります。インストールが完了するまでには少し時間がかかります。
2-4. データベースを作る
サーバーにWordPressをインストールしただけでは機能しません。WordPressを動かすためにはデータベースと紐付ける必要があります。
データベースはサーバーの管理画面から作ることができます。エックスサーバーの場合、管理画面のデータベース欄にある「MySQL設定」をクリック。
「MySQL追加」タブをクリックして、半角英数で任意の名前を入力。「確認画面へ進む」「追加する」ボタンをクリックします。
次に「MySQLユーザ追加」タブをクリックします。MySQLユーザIDとパスワードを入力。「確認画面へ進む」「追加する」ボタンをクリックして作成。
最後に、作成したデータベース欄にある「アクセス権未所有ユーザ」の中から、追加したユーザを選択して「追加ボタン」をクリック。
「アクセス権所有ユーザ」に名前が反映されたら、設定完了です。WordPressと紐付けるデータベースができました。
2-5. WordPressとデータベースを紐付ける
WordPressをインストールしたURLを表示してみましょう。すると、WordPressの設定画面が表示されます。「さあ、始めましょう!」ボタンをクリックします。
5つの入力欄が表示されます。上から
- データベース名
- ユーザー名
- パスワード
- データベースのホスト名
- テーブル接頭辞
とあります。1〜3は、先ほどデータベースを作る際に設定した内容を入力します。
「データベースのホスト名」は、サーバーコントロールパネル内「MySQL5.7 ホスト名」欄の内容を記載してください。「MySQL5.7」の数値箇所は、変更する可能性があります。
「テーブル接頭辞(プレフィックス)」は、初期値のままでも登録できますが、セキュリティ的に脆弱です。オリジナルのものに変更しましょう。
「wp_任意の文字列_」とすると良いです。例えば、「wp_hogehoge_」のような感じ。以上、5箇所の入力ができましたら「送信」ボタンをクリックしてください。
上記、画面が表示されたらデータベースと紐付けはできました。「インストール実行」ボタンをクリックして、仕上げに入ります。
表示されなかった人は、設定内容を確認して再度、チャレンジしてください。
3. WordPressの初期設定をする
WordPressで表示する、ホームページの設定です。「サイトのタイトル」「ユーザー名」「パスワード」「メールアドレス」を、それぞれ入力してください。
「ユーザー名」「パスワード」は、サーバーのコントロールパネルで設定したものとは別にしておいた方が良いでしょう。
「検索エンジンでの表示」箇所にあるチェックボックスには、一旦「チェック」を付けてください。
チェックを外すタイミングは、この後ホームページを作っていよいよ公開するタイミングです。管理画面からいつでも設定変更できるので、今はチェック有りで。
入力ができたら、「WordPress をインストール」ボタンをクリック。
上記画面が表示されたら、設定およびインストールは完了です。長かったですね。お疲れ様でした!
「ログイン」ボタンをクリックして、設定した「ユーザー名」「パスワード」を使って管理画面にアクセスしてみてください。
WordPress初心者でもデキる! インストール〜初期設定のやり方(簡単なやり方)
WordPressのインストール〜初期設定の手順を知って、どう思いましたか? いや、できそうにないよ。そう思われた方もいるかもしれません。
そこで、とても簡単にインストール〜初期設定までをするやり方についてもご紹介いたします。
エックスサーバーを基準にしますが、さくらサーバーやロリポップなど有名なサーバーでしたら簡単インストール機能はあるので参考にしてください。
1. サーバーの管理画面にログイン
まずは、サーバーの管理画面にログインします。
「WordPress簡単インストール」と書かれたメニューがあるので、それをクリックします。
2. WordPressをインストール
「WordPressインストール」と書かれたタブをクリックします。
設定ページが表示されます。内容は以下。
- 設定対象ドメイン:WordPressをインストールしたいドメインを選択
- サイトURL:上記ドメインが反映されます。サブディレクトリ(フォルダ)を設定してそこにインストールしたい場合は右側の入力欄に名称入力
- ブログ名:ホームページのタイトルを入力
- ユーザー名:WordPressにログインするためのユーザー名を入力
- パスワード:WordPressにログインするためのパスワードを入力
- メールアドレス:任意のメールアドレスを入力
- キャッシュ自動削除:分からなければ「on」にしておく
- データベース:分からなければ「自動でデータベースを生成する」を選択
上記設定をしたら「確認画面へ進む」ボタンをクリック。問題なければ「インストールする」ボタンをクリック
3. 完了
「WordPressのインストールが完了しました。」と表示されたら、インストールと初期設定は完了です。
早速、管理画面のURLをクリックしてログインしてみましょう!
難しいやり方を解説した理由
簡単なやり方があるのだったら最初からそれだけ教えてくれれば良いのに! と思われたかもしれません。
どうして、難しいやり方をわざわざ解説したかと言いますとサーバーの簡単インストール機能を使っただけでは、どこに何があってどうして動いているかが理解できないから。
WordPressの仕組みを理解するためには知っておいた方が良いからです。
WordPressは簡単と言われたりしますが、自分でメンテナンスまでやろうとするとハードルは高いです。制作会社に相談する際に、仕組みを知っていると話もしやすくなります。
なので、まずは簡単インストールでWordPressを使ってみて慣れてきたら練習用のドメイン(サブドメインなど)やサブディレクトリを作ってインストールしてみましょう!
今すぐやってみよう!
あなたのホームページ。集客の弱さを感じているようでしたら、まずはこんなことからはじめてみてはいかがでしょうか。
- まずはこの記事を何度も読んで、インストールの手順をイメトレする
- サーバーの簡単インストール機能を使ってみる
- WordPressをダウンロードして、自分でインストール〜初期設定までやってみる
まとめ
やや駆け足気味ではありましたが、WordPressのインストール〜初期設定について解説いたしました。中には難しいと思われた方もいるかもしれません。
1回読んだだけでは理解できなくても、読みながら手を動かしてみると理解が深まりますので興味がある人はぜひチャレンジしてくださいね!
今後は、WordPressと言えば外すことのできないプラグインについてや実際に管理画面の使い方を段階的に解説できればなと思っております。
山内もWordPress歴は長いですが全部を理解しているわけではないので、皆さんと一緒に理解を深めていけたら嬉しいです。一緒に頑張りましょう!
次回予告
次回、11/10(火)の配信内容は…
をお届けいたします。ぜひ、楽しみにしていてください!
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