H30年 AKS療法プロセスセミナー 第2回(全6回中)実施報告
仙腸関節AKAを凌ぐ関節テクニックを学ぶ
H30.5月、2回目実施しました!!
AKS療法®︎プロセスセミナー (東京・大阪・名古屋:全6回)
1)動作時の痛みに最も重要な関節テクニックとは?
身体の中心を司る仙腸関節は今や治療家としてアプローチできて当然ですが、動作時の痛みに関しては仙腸関節を凌ぐ治療効果を発揮できる関節が存在します。第2日目はほとんどの治療家が見逃している関節、肋椎関節にフォーカスを当てました!
こんな痛みを見逃すな!
ぎっくり腰、寝違い、何か月も続く脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア、膝関節痛… どんなに長く続く辛い痛みでも、以下の動作時痛を見逃さないようチェックしあいました!
- 寝返り時の痛み
- 起き上がり時の痛み
- 仰臥位での痛み
- 歩き始めから起こる痛み
これらの痛みのほとんどは、
「肋椎関節」の機能障害です。
2)肋椎関節のAKA療法(進化系)
仙腸関節同様、水平面でリングを構成する胸郭ユニット。それを構成する肋椎関節をはじめ、胸鎖関節・胸肋関節のAKA療法テクニックを学びました。
兎に角、脇を占める!
肋椎関節包内治療は如何に周囲の筋緊張を高めず、受容器が欲する刺激を与えられるかが重要になってきます。
- 上肢は脱力
- 対象関節に正対する
- 自身の指を対象の骨に引っ掛ける
- 胸郭の撓みをイメージして
- とにかく脇を閉める
ゴルフやバッティングの練習をしているかのようですね! 脱力した淀みないインパクトがレセプターの正常化には必須なのです。
Dynamic-AKS療法:一撃ですべてを解決する技
患者様に痛い動作を遂行して頂きながら、本来の関節運動を一瞬で再現するDynamic-AKS治療。
こんな時、関節はどう動きたがっているか?
- 施術ベッドに寝られないほどのぎっくり腰
- 寝返りも出来ないほどの脊柱管狭窄症
- 朝起きたら全く首が回らない寝違い
- 車の後部座席に手が届かないほどの肩の痛み
これらすべてを一瞬で解決できる、究極のテクニックを余すことなく伝授しました
肋椎関節テクニックを学んだ感想は?
講義後、肋椎関節をはじめとする胸郭にまつわる関節治療を学んだ感想を伺いました
- 今までほどんど狙ったことがない関節なので、明日から患者様に還元することが楽しみ!
- 今日一日練習して、自身の動きがかなり改善したことに驚き!
- 山内先生が自身の施術は「肋椎関節テクニックで成り立っている」と言ったのを聞いて明日からすごく期待している
などなど、たくさんの前向きな意見を頂き、次回の成果報告がすごく楽しみです。
スーパーペルソナを設定する!
AKS療法プロセスセミナー実技講義後、16:30から自由参加で接客プロセス講義を行っています。
今回は「ペルソナ」と言って、それぞれの理想のお客様像を設定して頂きました
HPやSEO、LPやPPC、SNSなど情報発信する前に必ずするべきことは何か?
情報発信する前に何をしたらよいか受講生皆で学びました。
ホームページやチラシを作る前に、必ずするべきことは何ですか?
皆で、色々ディスカッションしましたが最も重要なことは…
「魅力的な商品(施術メニュー)」を作ることです!
商品に興味を惹かせる3つの要素
- キャッチコピー
- タイトル
- コンセプト
ヒトは商品のコンセプトに惹かれてあなたの情報を読もうとして、コンテンツで購入を決定します。
もう少しわかりやすく言うと、「あなたの治療を受けるとどんな良いことがあるか?」に惹かれてあなたのHPに辿り着きます。
よって、HPを作る前に「魅力的な商品(名)」を用意する必要があるのです。
スーパーペルソナ設定の3つのメリット
それでは、魅力的な商品はどうやって作るのでしょうか?
思い付き? 流行り? 違いますよね!
これこそ、あなたの理想のお客様であるスーパーペルソナを元に創り出すのです!
- ➀治療家としてのポジショニングが出来る
-
お客様の症状(ターゲット)、あなたの強み(専門性)を明確に出来る。
- ➁高単価治療費の設定がしやくなる
-
悩みの深さ、専門性の高さが高単価設定を可能にする。
- ➂お客様視点のメディア作りが出来る
-
お客様が感情移入し共感しやすいメディア構成が出来る。
しっかり実技講習を行ってかなりお疲れにも関わらず、皆様が積極的に自身のペルソナ像を抽出して発表して頂き本当に感謝でした!
スーパーペルソナを作ってみた感想
- これから技術スキルが向上するたびに自身のお客様像もさらに明確化してくのかな?
- 今日この講義を聞いて、自身のお客様像が薄いことが分かっ
- HPを作り直そう!
- 最初はペルソナという言葉も知らなかったが、最高のお客様像を具体化してみると自分がどんな治療展開をしたいのかが明確になった
などなど、皆がどんなお客様(患者さま)を助けて差し上げたいのかがより深く理解できました。
前回(第1回目)習得した仙腸関節AKAテクニックを臨床で生かした感想
AKA仙腸関節テクニックを習得して1か月。この間の成果報告を発表して頂きました。
- AKA-博田法専門病院で半年間治療を受けて改善しなかった患者様を、1回の仙腸関節AKA進化系テクニックで改善させた
- 運動失調(小脳系)の患者様の歩行機能が改善して驚いた
- パーキンソン系の患者さんの一歩目が出やすくなった
- 下肢の循環がよくなり足がポカポカするといわれる方が多かった
- 3~4人見えたぎっくり腰の患者様がすべて、1回の仙腸関節治療でPスケール10→3になった。(一同拍手喝采)
- はっきりとしたデルマトームに沿ったしびれより、ぼんやりとした下肢症状の方が改善するような気がした
- 今まで治療に15分かけていたが、効果があれば1回たった2分でも終了できるマインドを獲得した(拍手)
- 痛みに対して目的を持ってアプローチできるようになった
- 治療が楽しい!
- ビール配達の職業柄、病院で坐骨神経痛と診断され(MRI異常ない)
- 半年間リハビリをして治らなかった患者様を、1回の仙腸関節AKA進化系テクニックで改善させた!
- 仙腸関節テクニックを学んだことで問診の重要性がわかった
初回:仙腸関節AKA(進化系)、2回目:肋椎関節AKA(進化系)と、関節の痛みなら1回で改善できるAKA療法(進化系)テクニックを学んでいただきました。
次回の3回目からは筋肉に対するAKS療法:筋細胞リリースでにより戦略的に症状を改善する方法を伝授していきます。